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【第3話】
2017.07.5

「塾の新聞折込チラシを見て思うこと」
「友だちを紹介していただける塾」


 大手のチラシは大きな版で、裏表カラーの専門の業者が版下を作って、デザインを起こして…それはそれはたいへんなコストがかかっていると思います。折込枚数も膨大でしょうから、おそらく何十万円、あるいは何百万円もかかっている塾もあると思います。
「合格実績」と「コース」、「料金表」で大半が埋められています。でも、知らせるということはそういうことなのかもしれません。

ラーニングスペース・ペガサスのチラシは「緑の用紙に黒の印字」のシンプルなチラシです。原稿から写真の処理からデザイン・印刷まで全部私が行っています。出来上がったチラシはこれまた自分で「ちゅーピーくらぶ」加茂の工業団地にある中国新聞の本社まで運んでいきます。そうです、なにからなにまで、全部自分でやってしまいます。器用だと言われることもありますが、まぁ、あたり前のことですから。
でも、大切なのは今、見ている生徒たちです。その生徒や保護者の方が、また友だちなどを紹介してくださるのです。塾の評価というのは「満足度」です。紹介していただけることはたいへんありがたいと感謝しています。大切なのはその生徒が今通っている塾が自分に合っているか、満足しているかどうかだと思うのです。


塾の受講料で、大切なのは、Cost Value(対費用価値)でしょうか。受講料、時間数、科目、教材費…いろんな観点から考えて、自分に一番あった環境を一番経済的な費用で済ませることができれば、それがベストです。勉強するのに居心地がいい、毎日でも来たくなるそんな塾でありたいといつも思って、生徒たちに向き合っています。

黒板授業で一斉に行う授業が向いている生徒もいれば、個人的に見てもらったほうがよく分かるという生徒もいます。しかし、1対1というのはそんなに学習効果が費用に見合っただけ上がるのでしょうか?私は、そうは思いません。1対1だと先生は「暇過ぎ」です。黙ってみているか、黙っていられなくて教えすぎて自分で考える時間を与えないことにもなってしまいます。
いかに効率よく、つまずいているポイントを見抜き、いかに短い時間で十分な説明できるか、それを図るのは教師の力量です。


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